0人が本棚に入れています
本棚に追加
/49ページ
「べ、別に苦手ではないよなぁ?東雲っ。」
冷や汗がにじんでいますよ、風切くん。
「そっ、そーだよ。この年でお化け苦手なワケないない~。」
「俺らはお化けが苦手なんじゃなくて……んーあれだ…、嫌いなんだよ!!」
嫌い=苦手なのでは…?
みんなそう思っているようでニヤニヤしていた。
タチ悪いっつの!!
風切くんもそんな空気を読み取ったようで、
「し、東雲も同じだもんな~?」
みんなのニヤニヤ顔が一斉にコッチを向く!
いやぁあぁぁ(泣)
「ま、まぁね……(泣)」
そうして私たちはクラス公認?のお化け嫌いになってしまった。
最初のコメントを投稿しよう!