異世界へ、いざぁ…

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それにしても普通に疲れるから異世界お約束の身体強化はないみたいだ。狼も普通に蹴りあげられただけのダメージしかなかっ「あのっ…」 「ひゃいっ!?」 いやね、携帯あったからイヤホンで音楽聴きながら歩いてたのよ。そりゃいきなり後ろから肩掴まれれば情けない声出ますわ。 「わっ、スイマセン!話し掛けても気付かなかったみたいだから…」 「いや、こちらこ…そ」 はい、バカみたいに可愛いね。一目惚れしかけたけど俺には釣り合わないな~。 ちなみに俺の顔は上の下ぐらいだと思う。 「あの、なんでこんなところ歩いてるんですか?」 「迷子です」 キッパリ言うよ、だって本当だもん。 「えっ!?ここ街から30キロは離れてますよ!」 「マジですか…」 うーむ、言い訳考えないとな… よしっ!正直に事情説明してみよう! 「あの…もしかして記憶喪失とかですか?」 うわ、頭の心配されたよ。仕方ないから携帯やら何やら見せて説明してみるか。 信じ込ませるまでの過程は省略!←
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