明か沙汰会

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静かに蘇鉄笛が響く。 ♪プリリンロー♪ 「ハマヤラワだろう。」 晴夫が答えて、半偈は大成功である。 「ねー、晴生お爺ちゃん。」 ロータスが晴生の袖の端を引っ張って、甘えて言う。 「明か沙汰会って作ろうよ~」 「ほう、明か沙汰会か。」 「そう!で、御爺ちゃんが会のリーダーだよ。 それで、いろは文字の時代錯誤の悪業を暴き出す。 ね、暴力はいけないでしょう?それで~」 「そりゃ美味しいね。」 と、間髪を容れずに晴夫が答える。 「お爺ちゃん、僕まだ言ってないよ、それは軽いけどフライング・ゼロだよ、僕は必ず大人に成るよ、『冬は必ず春と成る』(日蓮大聖人御書全集)ように。 フリーメーソンなんかじゃあないよ、僕はきちんと自分で言うよ、破邪顕正と。 で、もっとスペシャルなのが明か沙汰プロジェクトで、メディアのエンターテイメントさ。 南港に沈まないで、芸能文化人になるんだ。」 ロータス幼少の念願であった。 長らくのハロハロをしまい、主旨の求まった明か沙汰会の潮流は、丸ごと芸能界並みになり、活躍所は三周の声聞&上中下三品スタイルのTVと化した。
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