ある日 1

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「なんか私の話をそらそうとしてるんじゃないかな? しかもどうして伊瀬本に教える必要があるのかな? 私たちそこまで仲が良かった覚えはないし、そもそもなんで私を帰らしてくれないの?」 うーん なかなか手厳しいな…というか僕自身どうしてこんなことをやったのかいまいちわからない。 木谷さんがなんだか今日帰る時浮かない顔をしていたからやむおえなく←重要 木谷さんを残らせたんだけど…あれ? これ理由になってるんじゃないかな!? 「水臭いなぁ木谷さん 君と僕との仲じゃない」 「…私の質問聞いていたのかな? 私たちそこまで親密な会話をしようとする関係では…まぁ、別に私の目標は教えてあげてもいいんだけど聞きたい?」 お! 教えてくれるんだ これで1年2組の七大秘密(他には隣のクラスの七宮さんのスリーサ…ゲフン)の一つがあきらかになるね こらそこ、1年2組なのに他のクラスの内容が混じっていることに疑問を持たない まぁ僕はそんなある意味重大事項を 「いや、別にいいです」 断わってみました 「そこは普通に聞こうよ!? 気になるんじゃないの!?」 「いや~、別に僕たち親密な会話をするほどの仲じゃないし」 「わたしの会話根に持ってたの!? 自分から聞いといてそれはひどくない?」 む…なかなか面白い人だな木谷さんは というか話したかったんだね
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