突然の別れ

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ジリジリジリっ!! 蝉が煩くなく声を遮るような目覚まし時計。 …うるさいなぁ~。 私はイライラしながら、時計を見る。 …08:37!? 遅刻だぁ~っ 私はベッドから飛び起きると急いで制服に着替え始めた。 あ、自己紹介が遅れました。 私は夕立加恋。 星蘭高校の2年生です。 私がなぜ急いでいるかといいますと・・・ この学校は全寮制なのですが、なぜかこの学校、ハイレベルな学校で1回遅刻したら即退学なんです。 よっぽどの大金持ちじゃなければの話ですが。 ってそんなこと話してる暇なんかないんだったっ 私は、冷蔵庫の中にある鮭フレークを口に突っ込む。 うぅ…しょっぱい。 私は水を一気に飲み、洗面所へ行く。 歯ブラシにミント味の歯磨き粉をつけて口に突っ込む。 ミントとさっきの鮭フレークの味が混じって、口の中がすごい味になっている。 や・・・ヤバイっ この味で死ぬぅ・・・
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