第一章 ”金”の卵

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   この時点で、アシルによって卵が召喚されてからおそよ半日。すでに卵の生みの親は、穏やかな住処を飛び立っていた。  向かう先はもちろん、我が子の元。    それを知らない人間たちは、明日のためにと睡眠を貪っていた――。  
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