Sonic Wave

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オレは"子供相手にそんなこと言うのかよー。冷たいお姉ちゃんだねー。"と茶化そうかと思ったが、やめておいた。 理由は2つで、まずは単純に唯にボコられそうだからだ。 ぶっちゃけ、さっき殴られた頭がたんこぶになっており、これ以上殴られると、正直やばいかもしれないからだ。 もう1つは、やはり子供が相手とはいえ、こればっかりはしっかりしとかないといけないからだ。 オレはそんなことを考え、結局は唯の意見に賛同し、黙って愛ちゃんの答えをまつ。 「それなら大丈夫。あのサイフに10万円入ってるから、それでどう?」 愛ちゃんは不安そうに、しかしちゃんと水色の前髪の間から、唯の目を見て言った。 「まぁ、それなら・・。いい、琉?」 唯は、愛ちゃんの条件に納得したようで、後はオレのオーケーが出れば大丈夫と言った様子で、オレに問いかけた。 「ん?おう。まぁ他に仕事があるわけじゃないし、別にいいんじゃね?」 特に異論がないオレも、承諾する。 「じゃあ、早速 明日のよるにでも侵入するわよ!琉、潜入先の内面図 起こしといてよ!」 え?これオレの仕事増えるやつじゃん..。 まだ今日のオレの仕事も終わってないのに。
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