琉と唯と愛

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「ありがと、玲美おばさん。でも今日はあんまりいいのはなさそうだから、今度に・・」 ガシャン!! オレが玲美おばさんにいっている間に店の方から大きな音がした。 今はキャー!などの悲鳴も聞こえる。 なんだ!? とにかく、店の様子を見にいかねえと! 「唯、愛、店に戻るぞ!玲美おばさん、先に戻ってるね。」 そう言ってオレたちは店に続く通路を走り、店に戻った。 バン!という音とともにオレが扉をあけると、そこには、いかにも悪そうな人二人が黒いスーツに身を包んで、銃を構えている。 「何、あんたたち?」 唯が不機嫌そうに聞いた。 「ほう、あんたが蓮峰院 唯だな。ボスに写真で見せてもらったから知ってるぜ。オレはダウナーカンパニー戦闘員のヨウって者だ。こっちはロクってんだ。」 図体のでかいヨウという男がそう言った。 ちなみにロクという人は少し小柄だ。 ここでもダウナーカンパニーかよ! 実はダウナーカンパニーは唯がオレと組む前に所属していた組だ。 そこでは大幹部をやってたらしいが、今は裏切り者として狙われている。 しかも今回はその子会社とか関連会社ではなく、直接手をくだしにきている。
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