45人が本棚に入れています
本棚に追加
「ありがと、玲美おばさん。でも今日はあんまりいいのはなさそうだから、今度に・・」
ガシャン!!
オレが玲美おばさんにいっている間に店の方から大きな音がした。
今はキャー!などの悲鳴も聞こえる。
なんだ!?
とにかく、店の様子を見にいかねえと!
「唯、愛、店に戻るぞ!玲美おばさん、先に戻ってるね。」
そう言ってオレたちは店に続く通路を走り、店に戻った。
バン!という音とともにオレが扉をあけると、そこには、いかにも悪そうな人二人が黒いスーツに身を包んで、銃を構えている。
「何、あんたたち?」
唯が不機嫌そうに聞いた。
「ほう、あんたが蓮峰院 唯だな。ボスに写真で見せてもらったから知ってるぜ。オレはダウナーカンパニー戦闘員のヨウって者だ。こっちはロクってんだ。」
図体のでかいヨウという男がそう言った。
ちなみにロクという人は少し小柄だ。
ここでもダウナーカンパニーかよ!
実はダウナーカンパニーは唯がオレと組む前に所属していた組だ。
そこでは大幹部をやってたらしいが、今は裏切り者として狙われている。
しかも今回はその子会社とか関連会社ではなく、直接手をくだしにきている。
最初のコメントを投稿しよう!