バスケとの出会い

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「あぶな」 空太は色々な人が踏み締めてよくすべる氷の上をこけないように慎重に歩く (くそぉ~ これじゃ遅刻だ) 空太は走る覚悟を決め地面を強く蹴る ツルッ ゴンッ!! 「痛っ!」 空太は見事に顔面からこけた 「は 鼻血が」 空太は鼻に手をやり血を止める 「都会者は貧弱じゃの」 こけている空太の横を走り抜ける人影が空太を馬鹿にした 「な なんだとぉ~」 空太は恥ずかしいやら腹立つやらよくわからない感情が込み上げる 「って!えっ!?あいつ走ってる!?」 空太は遅すぎる反応をした キーンコーンカーンコーン 遠くから聞こえるチャイムを空太はゆっくり聞き流していた 「って!遅刻だぁ~!」 空太はまた遅すぎる反応をして今度はこけないように慎重に歩いて行った
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