続編

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露になった、ユキの胸に、社長は痛いだけのキスマークを沢山付けていく。 そして、ユキの太ももには、爪を立てながら、思いっきり噛み付く。 ユキの目から、涙がこぼれた。 その頃… 仁「思い出した!!やべぇ!!」 仁は、車を急に勢いよく、Uターンさせる。 榊「仁!」 奏「危ねぇだろうが!!」 仁「さっき、すれ違った車!」 奏「車がどうした?」 仁「前、ユキの身体を食いもんにしてた、あの社長ってのが乗ってた!」 奏「何!?」 仁「間違いねぇ」 奏「跳ばせ!仁!」 仁は、アクセルを思いっきり踏んだ。 そして、ユキは意識朦朧としながら、赤ちゃんを想う。 ユキ「赤ちゃん…」 社長「そうか、ユキ。 赤ちゃんが欲しいんだな!」 社長は、ズボンを下ろす。 そして、ユキに覆い被さった時… 奏「ユキ!無事か!?」 リビングに、奏と榊、仁が駆け込んで来た。 ユキ「…助け、て。 赤ちゃん…助け、て」 奏「てめぇ!」 奏の表情がみるみる怒りに満ちていく。 社長「な、何で、お前たちがここに!」 奏は社長を殴る。 殴り飛ばされた社長は、食器の破片の上に倒れた。 社長「ぎゃあああ!」 社長は、わなわなと、食器の破片が無数に刺さった、自分の腕を持ち上げた。 起き上がる社長の顔を破片の中に足で踏みつけた。 社長「や、やめろ!やめてくれ! もう、しない!もう2度と!」 奏「2度目はねぇよ」 仁は、社長の髪の毛を掴んで、顔を上げさせる。 仁「前回も、そう言ってたよな?残念だったな。ただで済むと思うなよ?」 ユキを見ると、榊にバスタオルを掛けられ、抱き上げられていた。 .
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