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琉生「あいつら、何やってんだ?」
蒼井「ぬいぐるみ遊び」
榊「いぶきさんは、ぬいぐるみではありませんよ」
榊は微笑む。
奏「ま、しかし、何だかんだ言って、ここまで来れて良かったな」
榊「北海道旅行が懐かしいですね」
琉生「あぁ。
今、ユキと、いぶきが、俺の傍にいるのは、みんなのお陰だ」
蒼井「うわ!琉生が感謝の言葉を!?」
奏「槍でも降って来るか?」
琉生「お前ら~!」
そして、男性陣が、テラスで、ワイワイする姿を女性陣たちは見ていた。
真央「まったく。
男って、呑気でいいわね!」
そうして、みんなは遅くまで、楽しく過ごした。
りお「奏さん、そろそろ、おいとましない?」
奏「ん?」
玲央を見ると、小さなお口で、大きなあくびをしている。
榊「そうですね、若」
奏「じゃあ、行くとするか。
うまい酒だったよ」
琉生「いつでも、また着てくれ。
準備しとくよ、酒」
仁「お前らは、いいけど、運転するこっちの身にもなれってんだよ!」
榊「おや、仁が飲んでいたのは、ウーロンハイではなかったですか?」
仁「アホか」
奏「よし、じゃあ行くか。
またな。琉生、ユキ、いぶき」
琉生「あぁ」
ユキは、いぶきを抱いたまま、頭を下げた。
そして、いぶきのお披露目会は、お開きとなった。
みんなが帰った後、ユキは片付けを済ます。
琉生「いぶき、すごくよく眠ってるよ」
ユキ「疲れちゃったのかしらね」
琉生「そうかもな」
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