続編

91/92

74人が本棚に入れています
本棚に追加
/207ページ
琉生「あいつら、何やってんだ?」 蒼井「ぬいぐるみ遊び」 榊「いぶきさんは、ぬいぐるみではありませんよ」 榊は微笑む。 奏「ま、しかし、何だかんだ言って、ここまで来れて良かったな」 榊「北海道旅行が懐かしいですね」 琉生「あぁ。 今、ユキと、いぶきが、俺の傍にいるのは、みんなのお陰だ」 蒼井「うわ!琉生が感謝の言葉を!?」 奏「槍でも降って来るか?」 琉生「お前ら~!」 そして、男性陣が、テラスで、ワイワイする姿を女性陣たちは見ていた。 真央「まったく。 男って、呑気でいいわね!」 そうして、みんなは遅くまで、楽しく過ごした。 りお「奏さん、そろそろ、おいとましない?」 奏「ん?」 玲央を見ると、小さなお口で、大きなあくびをしている。 榊「そうですね、若」 奏「じゃあ、行くとするか。 うまい酒だったよ」 琉生「いつでも、また着てくれ。 準備しとくよ、酒」 仁「お前らは、いいけど、運転するこっちの身にもなれってんだよ!」 榊「おや、仁が飲んでいたのは、ウーロンハイではなかったですか?」 仁「アホか」 奏「よし、じゃあ行くか。 またな。琉生、ユキ、いぶき」 琉生「あぁ」 ユキは、いぶきを抱いたまま、頭を下げた。 そして、いぶきのお披露目会は、お開きとなった。 みんなが帰った後、ユキは片付けを済ます。 琉生「いぶき、すごくよく眠ってるよ」 ユキ「疲れちゃったのかしらね」 琉生「そうかもな」 .
/207ページ

最初のコメントを投稿しよう!

74人が本棚に入れています
本棚に追加