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「まぁ、今は一方的な俺の片想い状態」
萩原って子は、4組の萩原みのりだった
うちには、好きな人のために応援することしかできなかった
「頑張って♪」
「おうww」
友達に聞くと、萩原みのりは最低な女だった
毎日ちがう男といるのを目撃される
先輩にも手を出す
そんな女がなんで土方の彼女に?って思った
でも、土方は萩原を選んだって、頭に言い聞かせて、恋心を消そうと思った
でも、初恋心はなかなか消えてくれない
ましてや、消そうとすると、逆に大きくなる
土方を見るたび、胸が苦しくなって、泣きたくなる
そんなとき、土方に
「今日の放課後、マック行こうぜ!!」
と、誘われた
ウチは迷った挙げ句、行くことにした
校舎から外に出れば、暖かい春の陽がウチを包む
決めた
気持ちを伝える
「夏紀、行こうぜ」
「うん」
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