その男、入団

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ライト「とりあえず王様のとこに行こう」 リリレイ「はい、ギルドマスター」 リリレイは内心でかなりはしゃいでいた。 ライトが自分に嘘をつかなかったことが嬉しかったから。 ライトは今の会話で自分には本性をみせてくれている。 ライトは信じられる。 リリレイ「私はライトに尽くします」 ライト「ありがとうリリレイ、愛してるぜ」 嘘 リリレイにはわかる。 読心の能力があるから。 だからリリレイは言った。 リリレイ「私はライトを愛していませんよ?」 ライト「はっ、非常に残念だ」 内心ライトはほっとしていた。 彼が地球で外道でいられたのは彼に対する愛がなかったから。 故に愛を知らない自分に愛をくれた人間を見捨てることができるかわからなかったからだ。 その心を読み、リリレイは言うのだった。 リリレイ「私がライトを愛する時は、私がライトに殺される時です。愛してくれた人間を自分が殺した罪悪感。私は私が死んでもライトのその罪悪感の中で生き続けますので」 ライトは冷たく返す。 ライト「安心しな、リリレイが死んだときはその死体を犯して忘れてやるぜ」
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