御方讃歌
4/4
読書設定
目次
前へ
/
14ページ
次へ
パパに会うのは1年ぶりだったりする。 毎年誕生日になると、長ーい長ーい廊下を歩くパパのぱしっ、ぱしっとキレのいい足音に私は耳をすませる。 パパはあの薄暗い部屋では決してあるはずの無い異国の空気を連れてやって来る。 だから、がちゃりとドアが開いた瞬間、私はパパと別世界の人間だと否応なしに思い知る。 異世界の新鮮な空気が部屋を包み込む。 パパは花を渡すと、また後で。と部屋を出た。
/
14ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!