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そんなある日、いつものギルドで暗殺の依頼を探していると、後ろから声をかけられた。
「...あなた、これで一体『何回目』かしら?」
さあ。ここ最近は数えてないな。
そう特に感情を込めずに返すと、その女は驚愕、といった表情を浮かべてた。
「あなた正気!?みんなそんな依頼受けない!たとえ一度受けても、人殺しの十字架に押し潰されて二度と受けないわ!
...それにその依頼のターゲットは、みんな強力な魔法の使い手ばかりよ。そう何度も無事に済むわけないの!」
死んだら死んだでいいかもな。
死にたい、とは思ってない。
ただ、生きたい、とも思ってない
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