第四話 生徒会の仕事は絶対やりません。

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「そうだ。非公開にしておけと言われたが…一人くらい話しても問題ないだろうと思ってな。 理事長はその転校生をだいぶ可愛がってるらしいからな…そこで人あたりの良さそうなお前に…とおもったわけだ」 「でもさ、仕事はしなくていいんじゃなかったのー?そんな重大そうな仕事絶対ヤダー」 俺は口をふくれあがらせてそっぽ向いた。 一番最初に仕事しなくてもいいっていったのはバ会長だし。 断っても…、いやだめだ。さっきと同じことを繰り返すことになる…。 また盛大にため息をついた。 「まぁ、もういいけどさ…。取り敢えずある程度仲良くしてけばいいんでしょ?」 「そういうことだ。よろしく頼む」 「…いちごみるく」 俺はぼそっとそう呟いた。 会長はその言葉が聞こえたらしく、きょとんとした表情をしたあと…吹き出した。 「ぶはっ!くくく…っ。わかったわかった…いちごみるく…な?くくく」 「………いちごみるくは正義だよ?それがわからない会長がおかしいんだ」 「はいはい。んで、それだけでいいのか?」 いちごみるくの他に…? んー… 「部屋のソファー」 「は?あれが欲しいのか?」 「ほしいっていうか…あれ自由に座る権利頂戴」 あのフカフカは気持ちよかったし…いくらでも座っていたいと思ったくらいだし。
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