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そう言うと、何故か会長はまた笑い出した。
…ホント声だけはマジ好みです。
笑い飽きたのか立ち上がって顔だけ笑顔のまま俺の近くまできた。
こないでよ、バ会長……
「あれは、だな。お前のために置いたんだ。好きに座れ」
そう言ってくしゃりと俺の頭を撫でる。
うー、気持ちいいです、もっとしt……だめだだめだ。
「…なら仕方ないなぁ。引き受けてあげるよ」
「物で釣られるなよ」
「釣られてないもーん」
ていうかいつまで続くの、この頭なでなで攻撃。
気持ちいいだけで攻撃力皆無だけどさ。
…いや、精神的ダメージ狙ってるのかも。
侮りが足しバ会長!
でもそんなこといちいち気にする俺じゃないので続けてくれて全然構いません。
「…葎…」
「?」
「絶対ほかの奴に頭さわらせんなよ」
何故だバ会長。
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