第六話 不思議君な転校生、その名は・・・なんだっけ?

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先生には、会長が許可をとってあるみたい。 ホームルーム終わったら一通り学園内を案内することになる。 一時限目を誰にもとがめられない名目でさぼれるのはとても嬉しいけど・・・。 まぁ誰にとがめられたとしてもサボるけどー。 というわけで、現在転校生に案内中でーす。 「ここは理科室。うちのクラスは使わないから忘れてもいいよー」 「・・・」 そしてこの人、愛想がない。 一応仕事だし? バ会長からの報酬の為に珍しく真面目にやってるけど、なんかとっても・・・うん。 「ここが「なぁ」」 ・・・急に話しかけられてドキッとした。 え、なになーに? 「ん?」 「ここ、男子校、なんだよな」 「んー、そーだよー?知らないで転校してきたのー?」 「・・・なんで、お前は嫌われてるんだ?」 超直球にきたねー、この人。
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