第六話 不思議君な転校生、その名は・・・なんだっけ?

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「ふふふ、俺がね、みーんなたべちゃうからじゃないかなぁ」 なんてにこやかに言えば。 「ぶはっ」 なんで鼻血!? 急に鼻血を出した転校生に、ポケットにいれておいたハンカチを差し出す。 「ちょっとー、そーゆーの免疫ないのー?」 「・・・男子校万歳」 よくわからない人だなぁ。 転校生はハンカチを受け取って鼻を抑える。 ・・・もう捨てようって決めてたハンカチだし、別にいっか。 「まぁいいや。つぎいってみよー」 「ちなみに生徒会だったりするか?」 その言葉に、すこしいらっとしてしまった。 「確かにキャラ被ってるけど、あいつと俺じゃ全然違うからねー?間違えたら・・・」 とにこやかに言えば、何故か残念そうな顔をした。 「身近で見られると思ったんだけどなぁ」 なにを?
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