第六話 不思議君な転校生、その名は・・・なんだっけ?

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一通り学園内を案内してわかったこと。 この転校生はなんだか・・・おかしい? ちょっとチワワと会話しただけで鼻血だしてたし・・・なんなんだろう、この人。 「案内ありがとう。色々いいものを見させていただいた」 「別にそれぐらいいいよー」 ん、あれ? いいものってなんだろう? ほんと変な人だなぁ。 「あ、結月様!」 「ん?あ、かおちゃん」 いつみてもかおちゃんは可愛いなぁ。 よってきたかおちゃんをなでなでしていたら、かおちゃんが真っ赤な顔をしてかおちゃん?って呟いた。 「うん、そーだよー? 薫からとってかおちゃん。 ・・・もしかして、嫌だったかなぁ?」 「と、どんでもない!う、嬉しいです!」 なんてはにかんだ笑顔をむけられた。 あぁ、可愛いなぁ。 「ぶふっ」 後ろのはほっとこうかぁ。 きっとまた鼻血だしてるんだよ、たぶん。 貧血にならなきゃいいけどねー。 「あ、あの、転校生の笹崎君だよね?大丈夫?」
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