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私は自分の住んでる場所が好きではない。
お洒落なお店もない
お洒落をしていくお店もない
ロケーションか悪くて気軽に都会まで行けない
雑誌に載ってるようなイルミネーションや、高層ビルから見れる風景なんてどこにもなくて
見渡す限り山と田畑
なにもないこの地域をずっと飛び出したくてがむしゃらに勉強して。国立の短大に推薦で入学できた。
憧れの都会にもうすぐ飛び立てる
私の気持ちはもう、そこにしかなくて卓巳に何を言われても、受け入れる余裕なんかない
父が何をしようとして反対されているのかわかっているけど。
私に言わせれば、こんな場所にある村に若者が来たいなんて思うわけがない
父もただ与えられた仕事だけをやっていけばいいのに。
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