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さて、これは私がワンダーランドで何故戦うことを選んだのか
その経緯を語る話だ
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ぱちり
目をあけた時に映ったのは青い空だった
綺麗で澄んでいた
「ねえ」
そんな時に声を掛けられた
声のするほうへ顔を向ければ私と同い年くらいの少女がいた
「あなた、名前は?」
少女が問う
私は答えた
「アリス・リデル」
少女は驚いたように目を見開いた
それから口を開き
「私はアリアート、7番目のアリスよ」
「7番目?」
「そう、あなたは11番目」
話が飲み込めない私に
アリアートは話始めた
この世界はハートの女王に支配されていること
私以外にアリアート含め10人のアリスがいるということ
ハートの女王がアリス達を好ましく思っていないこと
ハートの女王の支配に耐えられず反乱軍ができたこと
その中心核はアリス達で出来ているということ
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