運命の日

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「雄二っ!!」 学校に着くなり、呼ばれた雄二。 「はぁい!雄二です!」この返事の仕方も一体何回したことか…… ちなみに雄二を呼んだのは、親友? 松林 冬焚である。雄二とは小学校入学前からの長い付き合いなのだ。 「なあ、雄二!今日の放課後空いてる?」 「空いてるけど?」 「なら、今日家にこないか?」 「おう!いいぜ!」 実はこの時雄二は冬焚からの誘いに不信感を抱いていた。なぜなら、いつも誘うのは雄二からでこれまで冬焚から誘われたことがほとんどなかったからである。 そして、その疑いは真実となるのである。
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