序章─三日月の四重奏─

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序章─三日月の四重奏─

兎の見る景色は、常に鮮血に染まっている 何故なら兎は狂っていて、それゆえ瞳は紅いんだ 跳んでも跳んでも愛しい月には届かない だから兎は凶器を振るう 三月は狂気の季節なんだから
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