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カズミは厚労省で働くリュウジに病院に行く旨のメールを打ち、バッグを片手に家を出た。
そして大きな通りまで歩くと、一番最初に来たタクシーに乗り込み、某医科大学付属病院へとタクシーを走ら
せた。
病院に着くまでの時間も腹部の痛みは増していき、それがカズミの不安を増大させた。
幸い、ピークの時間は回避できていたらしくカズミは直ぐに診てもらえる事になった。
看護師に名前を呼ばれ、診察室に入ったカズミは目を丸くした。
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