告白

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杏奈がドアを開けると、絵里菜が入って来た。 「何で杏奈がいるの?」 絵里菜が少しキツイ口調で聞く。 「あっ、うん。トイレに来たから、ちょっと覗いたの。ゴメン」 「ふ~ん」 「でも、もう行くから」 「うん」 「じゃあね池田くん」 ここまでは昨日と同じだ。 「待てよ新山!」 「え?」 一騎は出て行こうとする杏奈の手を掴んで、部屋の中に引き入れた。
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