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「どういうことよ杏奈?」
絵里菜が詰め寄る。
「さっき私もって言ったよな? なのに何でダメなのか教えてくれよ」
一騎も杏奈に詰め寄った。
「ぁ、ぅ……」
杏奈は二人に同時に詰め寄られて、辛そうに顔を歪める。
「それは……」
杏奈は一騎の目を見つめてから、視線を絵里菜に向けた。
「悪いけどオマエちょっと出ててくんない?」
一騎は絵里菜に向かって少しキツめに言った。
「はぁ? 何で私が?」
「今、新山と大事な話しをしてるんだよ」
「大事な話しって何よ?」
「うるせぇな。オマエに関係ねぇだろ!」
一騎は声を荒げた。
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