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俺は、決心した。
「ああ、わかったよ斑」
《!》
「やってやるよ!大切な者達を守るために!」
《そうこなくちゃな》
「斑・・・一つ質問いいか?」
《ああ、いいぞ。あと、斑と言うな!》
「は?なんて呼べばいいだよ?」
《俺の本当の名前は『リク』だ。》
「妖怪に、個別の名前なんてあるのか?」
《いいから、そう呼べ》
「?まぁ、いいや。なぁ、リク父さんって何処に居るかわかるか?」
《会ってどうするんだ》
斑いやリクは、少し不機嫌そうに言った。
「話したいことがあるからな。てか実の息子が父親に会うぐらい、いいだろ!」
《そうだな、しかしすまん俺は知らん。》
「そうか・・・ならいいや」
《?》
「友人師をやりながら、探す。」
《ふん、勝ってにしろ。》
『遼~ご飯だよぉ~』
気が付いたら、夜になっていた。
「そう言えば、リクお前のこと婆ちゃんに言わないとな。」
《俺に、変化しろと?》
「それ以外は、駄目だろ!」
《はぁ~五月蝿い奴だ》
「なんだと!」
俺は、これから友人師の生活が始まるのがなんだか楽しみだった。
あと、リクが少し龍哉に見えた。
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