妖医者と最後の患者

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サンキュー弥彦!蒼真あとで飯でもご馳走してやるよ・・・達者でな。 「さてと」 俺は、トイレに行くふりをして中庭の木々の多い人があまり来ないところでリクを離した。 「お前、何で学校にいるんだよ!」 《お前を追い掛けて来たんだよ。》 「何で来たんだよ!ってか、よく学校までの道がわかったな。」 《お前の匂いを嗅いできたんだ。それに、友人師になったばかりのお前を守る為に来たんだ感謝しろ!》 「そうだったのか。」 《それと、お前は変な奴だな。》 「変っていうな!」 《何故、昨日寝たのにまた寝れるんだ?だらしない。》 「それは・・・」 《何だ?》 「それは、お前のせいだろうがぁァァ!」 《なんだと?!》 「お前が、俺の部屋で声出しながら本を読むからだろうがぁ!お陰で二時間しか寝てねーわ!」 《十分だな、お前なら》 「バカ言え死ぬわ!」 《人が、本読むくらいなんだと言うんだ。》 「お前は人じゃねーだろが!しかも、お前五月蝿いだよ声でかいし・・・ん?」
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