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そして、蒼真が帰って来たのは下校時だった。
「大丈夫か、蒼真?」
[どうだった(笑)]
{てめぇ、知ってて聞くな弥彦!}
「取り敢えず、落ち着け蒼真」
{弥彦めいつか、後悔させてやる~}
俺たちは、学校を出て川沿いの道を歩いていた。
{あー彼女が、欲しいよぉ~}
「[なんだよ急に。]」
{いや、だって正直ここ田舎だろ}
[それが、どうした?]
{ただでさえ、田舎だから退屈なのにもうすぐ夏だぜ彼女ぐらい居ないともう精神的におかしくなるわ。}
[もうお前は、おかしいだろ精神的に。]
{なんだよそれ!前から思ってたけど、お前俺のこと嫌いだろ!}
[うん。よくわかったなお前にしては、上出来だ]
{おい!そこは、[そんなわけないだろ!]って言うだろ!}
「どうした?遼さっきから黙って。」
{話し聞けよ!}
「ちょっとな蒼真が…」
{遼、お前まで俺のことが嫌いなのか!俺の何処が、イヤなんだよ!}
「いや、お前のことは嫌いじゃないよ。」
なぁ、リク蒼真の頭に…
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