妖医者と最後の患者

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《あれは、黒餅と言う妖だが害はない。》 そうか、ならいいや。 「蒼真!なんか奢ろうか?」 {まじで!なに奢ってくれるの?} 「そうだな~暑いしアイスでどうだ?」 {まじ?!じゃあ、●リ●リ君で頼む!} [俺が、買ってくるよ今日は、蒼真にやりすぎたから] {どうしたんだ弥彦!気持ち悪いぞいきなり!} 弥彦は、拳を作りながら笑顔で蒼真を見ていた。 [・・・・・。] {う、嘘ですあまりに嬉しくて・・・本当にすみません。} [わかればいいんだよ。] 「弥彦悪いけど俺は・・・」 [わかっている。] そう言うと弥彦は、走ってこの先の橋を渡っていった。 {弥彦もたまにいい奴だな(俺に対して)} 「いや、結構あいつお前のこと気にかけているぞ。」 {そうかな?} 「ん?何か、あそこ動いてないか?」 {何が、動い《危ない!!》 バキッ {グホォッ!} 「どうしたんだよリク?いきなり蒼真を殴って!」 《また、友達を失いたくなかったら走れ!!》
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