妖医者と最後の患者

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あいつ何処かで見たような……あ!前々から俺を追い掛けて来る奴じゃないか! そう思っているとリク、が立ち止まり俺を尻尾で持ち上げた。 「え?何する気だお前!」 《いいか、よく聞け!今からお前を黒爺に向かって投げる!》 「はぁぁ?!バカか、お前!」 《うるせぇ!奴が、来る前にお前は、黒爺に力を貸して貰うように頼んで来い!》 「ふざけんな!この高さから地面に叩きつけられるのは、ごめんだぁぁぁぁぁ!」 リクは、俺の話を聞かずに投げる構えをして…爽やかな笑顔でこう言った… 《大丈夫だ♪全身が、ボッロボロになって血だらけになっても黒爺が、治してくれるさ!安心して言って来い♪》 「はぁ?!や、やめろぉぉぉぉぉぉ!」 《せーの♪》 「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」 ??《§\☆∀:・?!》 黒い妖怪は、影の針らしきのものを飛ばし…リクにボールの如くぶん投げられた遼を捕らえようとし始めた。 ブンッ 突風のような風が、突然起きて影の針は弾かれた。 《おーい俺と遊ぼうぜ~クソ妖怪ちゃん?》 ?《&∞♂♀¢£§!!》 頼んだぞ遼……とリクは、そう呟き背中に乗った弥彦を口の中に入れて戦闘体勢を取った。
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