58人が本棚に入れています
本棚に追加
あいつ何処かで見たような……あ!前々から俺を追い掛けて来る奴じゃないか!
そう思っているとリク、が立ち止まり俺を尻尾で持ち上げた。
「え?何する気だお前!」
《いいか、よく聞け!今からお前を黒爺に向かって投げる!》
「はぁぁ?!バカか、お前!」
《うるせぇ!奴が、来る前にお前は、黒爺に力を貸して貰うように頼んで来い!》
「ふざけんな!この高さから地面に叩きつけられるのは、ごめんだぁぁぁぁぁ!」
リクは、俺の話を聞かずに投げる構えをして…爽やかな笑顔でこう言った…
《大丈夫だ♪全身が、ボッロボロになって血だらけになっても黒爺が、治してくれるさ!安心して言って来い♪》
「はぁ?!や、やめろぉぉぉぉぉぉ!」
《せーの♪》
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
??《§\☆∀:・?!》
黒い妖怪は、影の針らしきのものを飛ばし…リクにボールの如くぶん投げられた遼を捕らえようとし始めた。
ブンッ
突風のような風が、突然起きて影の針は弾かれた。
《おーい俺と遊ぼうぜ~クソ妖怪ちゃん?》
?《&∞♂♀¢£§!!》
頼んだぞ遼……とリクは、そう呟き背中に乗った弥彦を口の中に入れて戦闘体勢を取った。
最初のコメントを投稿しよう!