三代目友人師

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「!」 「うわ、やべ逃げなきゃ。」 《!まて、小僧話しを聞け~~~。》 「げ、来るな~~。」 俺は、【大神 遼】この田舎に数年前越して来た。 俺は、幼い時から普通の人には見えない妖怪みたいなものが見えた。 自分では見たくて見ているわけじゃない、勝手に見えるんだ昔から。 こんな風に、今は毎日学校の帰り道である山道で追いかけられている。 《話しを聞かんか、小僧~、逃げるな~~。》 「わ~~、来るな~」 《私のことをしらんのか~、小僧~》 「お前なんてしるかぁ~」 家だ!家に帰れば奴(黒いコートを着た妖怪?)は入って来れないはず。 「とう、」 《!?くそ、また明日来る。》 「ハァ、ハァ、ハァーもう・・・来んな。」 昔からそうだった、幼い時は今、見えてたそれがまさか、妖怪等の類いの者とは、知らず母さんに良く《気味が悪い》と言われたこともあった。 俺の両親は、俺が小さい時に離婚して俺は、母さんが引きとった。 けど母さんは、俺が小四になる頃は死んだ。理由はちょっと複雑なんだが それから俺はこことは、違うけど自然豊かな町(田舎)で父さんと暮らした。 でも、ある日父さんに大きな仕事で家に帰れないから婆ちゃんの家にしばらくいてくれと言われた。 父さんの仕事は何なのか知らなかったけど、もうあれから何年たっただろう。
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