第2話終了時のダンジョン

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◆新しい設備◆ ◇フールの部屋  ゴブリンの群の長ガフの部屋を改造したもので、ダンジョンマスターの部屋とも呼ばれる。  棚にはユウの蔵書が収められており、ほとんどのスペースをユウに奪われているが、文句は言えない。 ◇ユウの部屋  ガフの息子ギロの部屋を改造したもので、殺風景な部屋。ダンジョンの設計図や魔物の配置図が散乱している。 ◇牢  ユウの部屋の近くに位置する空間で、扉もなにもない。捕らえられた冒険者は壁に縄で繋がれるのだ。ちなみに男と女では扱いに雲泥の差があったりして。どちらが雲でどちらが泥かは、想像に任せる。 ◇ジャイアントワームハウス  ジャイアントワームたちの部屋であり、侵入者があったときのみ、彼らはこの部屋から解き放たれる。ワームたちの食事の部屋でもある。  この部屋の天井には穴が開けられており、血の臭いが外にいくよう常に換気されている。  もし冒険者が天井の穴から侵入しようとしたら、とんでもない地獄を見ることになるだろう。 ◇ラブリンルーム  ゴブリンを繁殖させるための部屋。部屋中にユウの興奮の魔法がかかっている。  中には大量の雌ゴブリンがおり、選ばれた雄ゴブリンだけが入ることを許されるのだ。ただし、この部屋に入った雄ゴブリンはエスカレーター式にジャイアントワームハウスに放り込まれることになる。  ゴブリンにとっては地獄の前に訪れる天国である。 ◇簡易水場  地下から南の湖の水を引いた場所。常に水が流れているので衛生面は問題ないが、とにかく冷たい。沸かす技術もない。  たまに浴槽内を魚が泳いでいるが、それらはフールの飯へと変わる。
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