~愛を知っている2人~

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麻「だめ!静ちゃんは走って行ってぇ!!」 静「無理に決まってんだろ! いいからさっさと乗るぞ!!」 俺は麻由を引き連れて電車に乗ろうとしている こうなっているのは、ニノの記憶がなくなってからしばらく経って登校している時…… ーーーーーーーーーーーーーー 麻「ニノ君大丈夫かな……」 静「こればっかりは俺たちの力が必ずしもプラスになるとは限らない…… 柏葉メインに進めていくしかないよ」 麻「でも、今のままだったら……」 麻由は言葉を詰まらせた でも分かっている、麻由が何を言おうとしていたのか… 静「終わるかもな、ニノと大森……」 麻「………」 麻由は繋いである手をぎゅっと強く握った 静「麻由……」 麻「別に、優香ちゃんの方がニノ君にお似合いだとか言う訳じゃなくて ただ、こんな終わり方……」 麻由はとうとう下を向き、立ち止まってしまった 静「俺が絶対にそれは阻止するよ、約束する……」 麻「静ちゃん……」 涙目で俺を見ながら言う麻由 静「俺を信じてくれるな?」 麻「うん!静ちゃんに不可能はないもんね(笑)」 静「分かったら、笑顔でいろ! そんな顔の麻由、似合わないから……」
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