さよならの理由

5/9
1092人が本棚に入れています
本棚に追加
/247ページ
「いい勉強になった、ありがとな」 アイツは苦笑いの表情のままオレを見つめていた。 瞳がいつもより赤く見えたのは気のせいじゃないだろう。 アイツは俺を大事にしてくれたし、俺のことを好きでいてくれた自信は俺はあった。 誘われると断れなくて浮気ばかりしながらも、アイツは俺をいつも心配そうな目でみてきた。 たぶん俺がアイツに惚れてることにアイツは気づいてないだろう。
/247ページ

最初のコメントを投稿しよう!