逃亡願望者

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「水野氏はあの事故から意識を一度取り戻したが、またすぐに眠ってしまってそれから目を覚まさないみたいだ」 『お見舞いに行きたいんだけどいーい?』 理事長は少し悩んだ顔をしたが、 「僕と一緒にならいいよ」 と許可をくれた。 「その代わり今日はサービスしてくださいね」 理事長の魅惑的な目からの色気ムンムンビームに俺撃沈。 『はーい』 俺はいい子の返事をして、理事長の薄い唇に噛みつくようにキスをしながら理事長のズボンのベルトに手をかけた。 『でも明日体育あるから口だけで許してねー』 しっかり釘をさしておく。 「大丈夫、明日の体育の時間は実習になりますから」 にっこりいい笑顔の理事長にげんなり。 長い夜になりそうだ・・・
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