1人が本棚に入れています
本棚に追加
～ザワザワ～
『順位が貼り出されたぞー!!!!!!!!!』
大きい声で、誰かが叫んだ。
私は、スッキリした気分で貼り出された順位を見に行った。
【今回も楽だったなぁ。】
余裕に思いながら、順位を見た。
【また…1位…良かった。】
少しだけ、ホッとした私は最下位の名前を見た。
【新垣 琉聖…相当、やる気がないんだな。0点なんて…】
いつも、0点を取っていて必ず最下位。モテモテだが、頭がとても悪い。確かに、イケメンとは思うけど、私は興味がない。
私は知らなかった…
今から、知らされる事を。
「おーい！みほぉ～！」
後ろから、先生に呼ばれた。
「どうかした？南先生？」
私は、満面の笑みを南先生に向けた。
南先生は、クラスの担任。
カッコいいのに、結婚していない。極度のめんどくさがりやでそして、私のいとこ。同じ家に住んでいる。まぁ、私のお兄ちゃんみたいな存在だ。
「お前、放課後用事あるか？」
……？
『ないけど…？』
「あのな……….........だからヨロシクな！」
最初のコメントを投稿しよう！