総長(椿)~プロローグ~

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~○月×日○○中学校文化祭!!~ 嫌というほど華々しいパンフレットが出回っていた。 生徒会の粋(?)な計らいで今年から文化祭が 開催されることになった。 おかげ様で私にとってはいい迷惑なのだが・・・ 只今部室では絶賛出し物検討中である ボーっと見てると暗部が話しかけてきた。 「総長も会議に参加してよ」 「何でもいいよ」 「演劇は?」 「いいんじゃない?」 「菓子作りは?」 「いいんじゃない?」 「貸衣装は?」 「いいんじゃない?」 「カフェは?」 「いいんじゃない?」 「じゃあメイド服着てよ」 「い…やだ」 「チッ…掛かんなかったか…」 「あっぶね~掛かるとこだった」 「まあ総長が着たらメイド服ならぬ冥土服だけどな…」 暗部は今日もSっ気全開である 「「メイドカフェやりた~い!!」」 幼女とおやじが同時に叫んだ。 「「断る!!」」 私と暗部が同時に叫んだ。
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