3.天才だからだ……

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 隣にいるユキは、勉強を丁寧に教えてくれる。  それはいいのだが……制服から白のシフォンワンピースに着替えた彼女の首元からチラチラ見える白い肌が気になって仕方がない。 「ちゃんと聞いてるのか?」  挙動不審に視線をさ迷わせている僕を咎めるように声を掛けてくる。 「聞いてる。けど、近くないかなって?」  さっきから補習プリントを見ようと集中しているのだが、視界にどうしても彼女の胸で構成された谷間が入ってくる。
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