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これからは、彼女と二人冗談を言い合えて、笑顔が溢れるそんな空間を大事にしていきたい。
あわよくば友達を作ってみたい。彼女にもそうしてもらいたい。
そうすれば、今よりもっとリアルが楽しくなる筈だから。
あの後、零れたご飯を掃除して、新しいご飯を作りなおしてもらった。
帰りに犬養さんの側を通り過ぎる時、
「ありがとうございました」
と感謝された。犬養さんは多分全てを知っていたのだろう。
それを踏まえて、敢えて大声で叫んでいた僕ら二人をほっておいたのだ。
そうでなければ、普通はあの声を聞き取って話し合いに介入したに違いない。
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