記憶

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『何だったん?』 1人が渉に聞いた。 渉はトランプから目を離さずに答えた。 『……告られた』 『へ!?』 『マジすか?渉さんモテモテだな』 『……………』 『雪ちゃん?どないしたん?』 『…ぇ、何でもないよ』 雪は平常心を保つふりをして、笑顔をしたつもりだったが内心は渉の一言に何か衝撃が走っていた。 『そぅか?ならええけど…』 『うん。』 『雪~!』 微妙な雰囲気の中雪は友人に呼ばれてその場を立った。 残された3人は又話を続けた。
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