片隅の記憶

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今日も学校か・・・めんどくせぇ・・・ どうせならぱぁっとした人生でも起きないかな・・・起きるわけないか 起きてからずっとしてる行動をして今日も家を出る そうして200M程進むといつもの二人がいる 「おっはよー!勇一!」「おはようございます勇一」 この活発そうな男みたいなやつは樟朱実俺のクラスメイトであり俺の片思いの相手でもある・・・ そして後者の丁寧な口調のこいつは望月真之俺の小学校時代からの親友である無駄に頭が良く無駄に運動ができて無駄にモテる つまり人生の勝ち組だ・・・ちくしょぉ・・・ でも不思議なことに真之がなんで落ちこぼれの俺なんかとつるんでくれるのかも分からない 真之曰く俺と一緒にいると飽きないらしいが俺なんてなんの取り柄もない落ちこぼれなんだけどなぁ・・・ そうしてる間にいつもの見慣れた風景が見えてくる 「あぁ~またいつもの憂鬱な時間が始まるのかぁ」 「まぁあぁそう言わず学校も楽しいものですよ」 「真之ついに暑さでおかしくなったか」 「勇一僕はいつでも冷静ですよ!まったく勇一は困った人ですね!」 「勇一今からでも遅くない一緒に精神科へ・・・」 「朱実まで何言ってんだ!俺はいつでも・・・」 「「いつでも?」」 「あの・・・えっと・・・その・・・」 「あはははは、ダメな勇一」 「ダメってなんだダメって!?」 とまぁこんな感じな日が続いてる、いつもと変わらない日常・・・
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