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「ハル、起きて。ハールッ?」
ここは私の彼氏、ハルの家、彼の部屋。
私はベッドに腰掛け、すやすや眠るハルに声をかけた。
「ん……むにゃ……はっ!!」
ガバッ!!
すると突然ハルがすごい勢いでベッドの上で起き上がった。
「おはよう、ハル。」
私がにっこり笑いかけると、ハルはキョトンとした顔で私を見つめる。
「なんでナナが家に……って今何時!?」
ハルは壁にかかった時計を見て目をまんまるくした。
「え~~~~12時???ごめ~んナナ~~!!!」
そして突然顔をくしゃくしゃにするとそのまま私の腰に抱きついてきた。
…やれやれ…
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