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今日はクリスマスイブ。
私とハルは今日、二人でクリスマスデートをする予定だった。
10時に駅で待ち合わせし、夜はレストランに行って最後はイルミネーションをみる計画を立てていた。
ところがいつまでたってもハルが来ない。電話をかけてもでない。
そこで合鍵を持っていた私はハルの部屋まで来たというわけだ。
「ごめんね…今日が楽しみすぎてなかなか寝付けなかったんだ…。」
すっかり落ち込んだハルは子犬のような目で私を上目遣いに見つめる。
そんな可愛いこと言われたら、怒る気にもなれない。
「もう、お店混んじゃってるよね…。」
今日はなんといってもクリスマスイブ。街はにぎわっているだろう。
だから10時待ち合わせにしていたのだけれど…。
「じゃあさ、ハル。今日はおうちでクリスマスデートしよ？」
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