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「私は奴隷なんかじゃない!やだ!やめてよ!やめて!」
「煩い!おいコイツ服引っ剥がせ!」
「……!」
酷い。
あれが国の警備兵のする事なのか。
どうかしている。
「君」
「……ひっ!」
男が裏からやってきて思わず声を上げそうになった。
しかし彼は私の口を手で抑えた。
「静かに。警備兵は僕に任せなさい」
…私のご主人だった。
「あ、アーネスト君!いやあ探したんだよ。ああ警備兵、すまないが僕の子だ」
彼は捕まった子に手を添えて服を脱がそうとした警備兵を止めにかけた。
「…ちっ、行くぞ」
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