こんにちは異世界

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「あの子、シードかい?」 「はい左様です、値段としてはこの位なのですが…」 「……高いな、少し下げてほしいんだけど…」 「じゃあ…このくらい?」 うわやめろやめろ 私を買う気満々だ。 「ちょっとお兄さん!私より他にも良い人いるよ!」 「ははは、確かに。でも君は変な太った腐れ富豪に買われるのと、僕に買われるのとどっちがいいんだい?」 ぐ。 言葉に詰まる事を。 確かに外道に買われるより、あの良心のありそうなお兄さんに買われた方が幸せ…だよな。 良心、あるのかな。 まだ分からないから何とも言えないよなあ。
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