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「ただいま~」
「ただいま帰りました」
家に入り、俺たちが簡単に挨拶をすると…
「お帰りなさい。雨、大丈夫だった?」
今、出迎えてくれたのは深雪(ミユキ)さん。碧のお母さんで、事故で両親を亡くした俺を親同士の仲がよかった、というだけで引き取ってくれた恩人だ。
「私は…大丈夫…だけど…拓哉が…」
「あら、本当。夕飯には呼んであげるから体拭いて暖まってるといいわ」
「すいません、そうさせて貰います」
と言う訳で俺は自分の部屋でブレイブル〇をしているんだが…
「あ~HELLでもCPUじゃ相手になんねーや」
そうCPUが相手にならないんだ。AI通りにしか動けないから仕方ないんだけどな。
コンコン「拓哉…入って…いい?」
碧がノックしながら入ってきた。
「碧、丁度良いところに来たな。CPUじゃ面白くないから相手してくれねえか」
「うん…いいよ」
こうして碧とブレイブル〇をして時間を潰したんだが…
「拓哉…相変わらず…弱い」
碧にぼこられた。
「碧が強過ぎるんだよ!何でHELL相手にパーフェクト出来る俺がパーフェクトされるんだよ!」
「拓哉の…動き…単純」
「畜生、所詮俺はCPUにしか勝てないですよ」
などと、俺がグレていると…
「拓君、碧、降りてらっしゃい」
どうやら夕飯ができたらしい
「碧、腹減ったし、早く降りようぜ」
「うん…私も…お腹…すいた」
そうして俺達は部屋を後にした。
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