1st~~幼なじみのあの娘~~

8/11
前へ
/17ページ
次へ
俺は部屋に戻ったが… 「何で俺、あんなこと言ったんだ」 確かに自分のことを強いとは思って無いが、弱いとも思って無い。 「まさか、俺の知らない何かが有るとか…」 など本気で考えたが… 「なんてな、そんなマンガみたいな事あるわけねぇか」 と、考えが落ち着いたところで… コンコン「拓哉…入るよ」 碧が部屋に入ってきた。 「拓哉…どうか…した?」 「どうもしねぇよ、ちょっと考え事してただけだ」 「そう…なら…良い…けど」 話が終わったので碧を視てみると、風呂上がりで紅くなっている肌、少しはだけた寝間着、そして微かにシャンプーの香りする。 俺は無意識に碧を抱き締めようとしたが… 「お風呂…入って…から」 碧に待てをくらった。 「よし、風呂入って来るから待ってろよ」 そう言って俺は風呂に向かった。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加