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寂しい夜何も信じられず駆け出した深い森へと
足元に蔓延る草の根を掻き分けながら
ひたすらに空に光る星だけを頼りに彷徨いながら
吐く息が白く溶けてく
まだ道は見つからない
涙さえ凍りついて星のように流れることも叶わない
聞こえる声我が身を蝕む悪魔の囁きに怖れて
吹き出す血にも気付かずに愛しい人の名を呼ぶ
貴方さえ居てくれたのなら凍てつく事もなく
散らばった心を集めよう
溢れる悲しみに叫び声を上げながら
思うよに生きられぬから切り刻まれていく心を
貴方以外の誰かを愛せない哀れな心を
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